12k 20th Anniversary in Tokyo 2017
2017.11.25 at Komyo-ji Temple

12k 20周年記念コンサート

サウンドアーティスト、テイラー・デュプリー主宰のエレクトロアコースティックレーベル”12k”が今年20周年を迎えます。 これまで数多くのアーティストを輩出した同レーベルは20年間の長きに渡り電子音楽界において多大なる功績を残してきました。 その主宰であるテイラー・デュプリーと所属アーティスト、マーカス・フィッシャーの来日を機に世界で唯一の”12k”による20周年記念イベントを開催いたします。

"12k", the electronic acoustic label supervised by sound artist, Taylor Deupree, celebrates its 20th anniversary this year. The label which has produced a great number of artists has accumulated many achievements in the electronic music world over the last 20 years. Its supervisor, Taylor Deupree, and its affiliated artist, Marcus Fisher, will visit Japan to host the one and only 20th anniversary event for "12k".

 


 

坂本龍一さんから12kレーベルの20周記念に寄せるコメントが届きました!

”when i became interested in ambient-processed music in the early 00’s i was looking for some good labels in the US. 12k was the only one i found. since then i’ve been a fan of 12k, not only its music but also its design. some years later, i don’t remember the details how, but taylor deupree and i became friends and we’ve performed several times here and there. i like quiet people. he is probably the quietest person in the US. it’s my best compliment. ”
Ryuichi Sakamoto

「00年代初期に”ambient - processed music”(アンビエント処理された音楽)に興味を持ち始め、米国にもいいレーベルがないかと探していた当時、唯一見つけたのが12kでした。以来、僕は12kの音楽だけでなく、そのデザインのファンでもあります。 詳しい経緯は思い出せないけれど、何年か後に僕とテイラー・デュプリーは友人になり、さまざまな場所で共に演奏しました。 僕は静かな人が好きです。そしてテイラーはおそらく米国でもっとも静かな人。これは僕からの最大級の讃辞です。」

Information

イベント詳細

日時 2017年 11月25日(土)   16:30開場/17:00開演
料金 ご予約 2,500円 SOLD OUT/ 当日 3,000円
ご予約 SOLD OUT
前売りチケットはおかげさまで予定枚数に達したため、受付終了いたしました。
※チケットご購入の際コンビニ決済をご選択の方は前日までにお支払いをお済ませいただくようお願いいたします。
※前売りキャンセル分は当日券として若干枚数 販売を予定しております。

会場 光明寺

東京都港区虎ノ門3-25-1
東京メトロ日比谷線神谷町駅 徒歩1分/三田線御成門駅 徒歩10分

出演 Taylor Deupree & Corey Fuller (Illuha)
Marcus Fischer & Sawako
Moskitoo
主催・制作 cubic music
協力 Fly sound、誰そ彼、p*dis、安永哲郎事務室
お問い合わせ info@cubicmusic.com

DATE: 25th(Sat) November,2017
VENUE: Komyo-ji Temple, Toranomon
TICKETSOLD OUT
LIVE: Taylor Deupree & Corey Fuller(illuha), Marcus Fischer & Sawako, Moskitoo
ORGANIZING: cubic music
COOPERATION: Fly sound,Tasogare,p*dis,Tetsuro Yasunaga Jimushitsu
INQUIRY: info@cubicmusic.com
TICKET RESERVATION: CLOSED
ACCESS: Komyo-ji Temple 3-25-1, Toranomon, Minato-ku, Tokyo
* 1-minute walk from Kamiyacho station (Tokyo Metro Hibiya Line)
* 10-minute walk from Onarimon station (Toei Mita Line)

Please reserve your ticket at peatix. You can purchase tickets using your smartphone or computer.(need to create a Peatix account.) After you have ordered, your ticket will be saved in the Peatix app. Please log into the account you used to purchase your ticket to access your tickets. On the day of the event just open the Peatix app, and show your ticket at the door. If you printed your web ticket, don't forget to bring the print out with you to the event and show it at the door.

Artist

出演者プロフィール

Taylor Deupree

1971年生まれニューヨーク在住、サウンドアーティスト、グラフィックデザイナー、写真家。
1997年1月1日、デジタルミニマリズムと現代様式に焦点をあてた音楽レーベル12Kを設立。2000年9月には協力者のリチャード・シャルティエと12kのサブレーベルとして、コンセプチュアルかつウルトラミニマルな電子音響、そして音と静寂とリスニングアートとの関係性を探究するレーベル、LINEを設立。2002年1月には12k設立5周年としてデュプリーは新たに、世界各地のアーティストの作品をmp3ファイルで紹介するオンラインシリーズ、term.を開始するなどレーベル運営からアーティスト活動まで多岐にわたりシーンを牽引している。
http://www.12k.com/

Marcus Fischer

ポートランド在住のミュージシャン/マルチメディアアーティスト。LAのインディシーンから活動をスタートし、オリンピアへ拠点を移した後はドラマーとして活動するとともに、テープループやエレクトロニクスを用いた音の実験をはじめた。その後、ポートランドに引っ越し、フィールドレコーディングやDIY楽器をアコースティックな楽器やビジュアルアートと絡めながら作品を制作するというスタイルに辿り着いた。audio/visualイベントシリーズの「vision+hearing」や6chスピーカーサラウンドシステムイベント「SIX」のキュレーション、Portland Institute for Contemporary Art、DubLab等でのパフォーマンスやプロジェクトにも関わっている。12k以外からのリリースとしては、Arctic/Antarctic” (Luxus-Arctica)がある。
http://www.mapmap.ch/

Corey Fuller

アメリカ生まれ、日本育ち。現在、東京在住。作曲家、ミュージシャン、エンジニアを勤める一方、ディレクター、映像作家、カメラマン、クリエーティブディレクターとしても活動中。2009年にファースト・ソロアルバム「Seas Between」を発表以来、12kよりILLUHA名義でアルバム「SHIZUKU」を発売。一ヶ月で完売する幻のアルバムとなった。2013年「Interstices」、2014年には「Akari」を同12kレーベルよりリリース、世界各国をツアーで回る。2013年7月には日本を代表するアートセンターYCAMで坂本龍一、Taylor Deupreeと共演。そのパフォーマンスは、2015年1月に「Perpetual」として12kよりリリース。2016年にはOren Moverman監督作品「The Dinner」のサントラに楽曲を提供。去年はフランスのアートセンターLa Paillard にArtist in Residenceで誘われ、書道家山口碧生とE-textileとセンサーを使ったKobakantのMika Satomiとパフォーマンスアート作品を創るなど、様々なメディアと融合したプロジェクトにも取り組んでおり、活動の場を世界へ広げて続けている。

sawako

サウンドアーティスト。フィールドレコーディングやデジタル技術を用いて、眠りと覚醒の間にぽっかりと浮かぶような、様々な情景の織りなすオーガニックで透明感のある音空間を紡ぐ。コンピューターの中で、顕微鏡やシャーレの中の世界のように、波と波の共振や畳み込みを生み出したり、音の波形や周波数を弄れることに魅了され、今に至る。2000年頃からインターネット上を拠点に活動をはじめ、これまでに、12kやscholeといったレーベルからCDをリリース。2014年にはNHK FMラジオ「坂本龍一ニューイヤー・スペシャル」に出演。 2016年秋から3シーズン連続でSupportSurfaceのファションショーの音楽を担当。2017年にはカナダのドキュメンタリー映画「Geek Girls」に楽曲提供。その他、Sonarフェスティバル(スペイン)、MUTEK フェスティバル(カナダ)、Warmup at P.S.1/MoMA(ニューヨーク)でのパフォーマンスなど、世界各地で神出鬼没に活動を展開。2015年6月から表参道自由大学「DIYミュージック」教授。
http://www.troncolon.com

Moskitoo

サウンドアーティスト、ヴォーカリスト。倍音のような広がりと独特な世界観を持つ自身の歌声を基点に、身の回りにある様々なオブジェクトや楽器の音、電子音を交錯させながら、幻想的で独創的な楽曲世界を構築する。12kより2枚のアルバムを発表。他、7インチ作品、リミックスEPをリリース。FilFlaのボーカルとして3枚のアルバムに参加。ヨーロッパ、北米、オーストラリア、北欧、韓国のイベント・フェスティバルへ招待され、世界中で多数の演奏・ツアーを行っている。また、テレビ・ラジオ番組の楽曲やキユーピー、ワコールなどTVCMの楽曲にて歌唱、ナレーションを多数担当。最新作はNYのアンビエントユニットSontag Shogunとの両A面7インチ作品"The Things We Let Fall Apart"(2017年11月発売/Home Normal)。 
http://moskitoo.com/